こんにちは、自宅整理ラボのナホです。

とうとうブログを始めてしまいました(笑) よろしくお願いします。

日頃、介護医療関係の方々とお話ししていると良く見積りの話を聞くのですが、

「高齢者の方が施設に入るのでご自宅を引き払うのに家具や荷物を全て引き取ってもらえる

遺品整理屋さんとか便利屋さんに連絡すると、数日後に見積りに行ってくれて

電話で「○○万円です。いつやりますか?」そんな感じで返事が来ることが多くて困ってる。」

とか、「見積書は出してくれるけど、一式○○万円なんてのが多くて…」なんて話をよく聞きますね。

国民生活センターでも、注意警鐘の「ひと言見積りの取り方」が2017年3月から告知されてますが、

一体なんで、そんな事になってしまったんでしょうね。

そもそも見積りは、受注側が提供する商品やサービスの金額、数量、工程、期間等を前もって発注側に提示するための文書ですよね。

発注側は、見積書の内容を確認し、発注するかどうかを判断して、納品書や請求書、領収書、帳簿などと同じで、保存が義務付けられている書類のはずなんですけど…

問題なのは、見積書の役割を知っている事業者が少ない事かもしれませんね。

見積書は、発注・契約前の内容の確認の為に作成して、取引内容を明らかにすることによって、

「思っていた内容と違う」「高額請求ではないか」とか、発注者、受注者間の認識のズレから生じるトラブルを防ぐ事が役割ですよね。

それからサービスを比較検討する為にも数社からの見積りを取り寄せるのは役立ちますよね。

でも、全部が一式って書いてあったら笑っちゃいますね。

一般的には見積書は取引の一番はじめに作られる書類ですから、代金が後払いや前半金とサービス後に半金になる「掛取引」では、まず見積書の提示があって、お互いに合意できたら発注、納品、検収が行われてますよね。

その後、請求書の送付、代金支払い、領収書発行を経て取引完了となる流れなのに、

2017年前から現在までこの問題が無くならないのはとっても残念ですね。

今日はここまで、see you~( ^^) _U~~